犬の里親になるには
とりあえず、こんなことを書いてみようと思う。
結論から言うと、1週間ほど前に里親になったのだがそれまでに様々な苦労と他の方が苦労しないように書き残しておきたい。
前提
子どもたちにも、そして自分にとっても命を育て上げるという経験を通じて得たい物があり、もっと根本的には癒やされたいという自らの欲求のために犬を飼うと言う決断をしたのだが、共働きのため、子犬(パピー)から育てるのは難しい。
というのも、しつけが常にできる状態ではないため、ある程度成熟している犬を飼うというとてもワガママに満ちた計画だったが、結果的には成功だったと思う。
やったこと
とにかく里親サイトを探して目星をつけてメッセージ(あるいはメール)を送りまくった。
最初は下記のサイトでめぼしい里親募集にメールしまくった。
だが、結果としては惨敗。お断りが多く、返事が来ずにいつの間にか決定なんてこともザラだった。
メッセージ内容をとにかく最適化しまくった
基本的に情が移ってる飼い犬を手放すなんてよほどの事情と覚悟が必要だ。
自分も里親になった今、絶対に手放す気になんてなれない。
ということは、この人になら飼い犬を里親にだしても大丈夫だと思わせることが大切だったり、交渉中に別の事情で断られてもその時間がもったいないのでそう思わせないことが大事。
飼えなくなりそうな、または交渉が中断しそうな理由は下記で
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家族の了解を得ているか?
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現住居はそのサイズ犬の飼育を許可しているか?
- 室内外どちらでの飼育か?
- 里子の状況連絡を譲渡後もいただけるか?
家族の了解を得ているか?
そもそも、飼育に関しては家族全員が許容できるものでないといけない。
お金はもちろん時間と場所も相当取るため、家族全員の許可がないと飼育し続けることはできない。特に今回共働きということで金銭面の不足はなかったが時間が相当ネックで留守番をある程度許容してもらう必要があり、そこがマッチした今回の里子(わんちゃん)がいた事は奇跡的としか言いようがない。
また、それ以外にもアレルギーの可能性がある場合なども考慮ポイントになることが多い。
というのも、里親に出す大半の理由は、引っ越し/飼い主の急病(のための代理)/子供あるいは飼い主の犬アレルギー発現に分類されることが多いのも原因の一つ。
現住居はそのサイズの犬の飼育を許可しているか?
アパートやマンションなどの集合住宅にありがちな
- 頭数制限
- 大きさ制限
がそれにあたる。
私の場合、一戸建てのためそういった制約を受けなかったが、前述の通り引っ越しにより飼育できなくなる飼い主もいるので気になるポイントの一つだ。
室内外どちらでの飼育か?
これは犬全体に言えることなのだが洋犬のほとんどは日本の気候にマッチしない。そのためいわゆる人気とされる犬種(トイ・プードル、ヨークシャーテリア、ミニチュアダックスフンドなど)は室内飼育が原則となるため、室内飼育ができない場合お断りになる事が多い。
もし室外飼育にするのであれば和犬(柴犬や秋田犬など)にターゲットを絞り込んだほうが良い。
里子の状況連絡を譲渡後もいただけるか?
やむにやまれぬ事情で里親募集に出すことが多い実情からするとわんちゃんの成育状況や環境については知りたいことが多い。
これはまた聞きの範囲でしかないが、繁殖目的(パピーミル*1での利用のため里親になろうとする業者も多数いるため里親に出す立場としては気になるポイントであるということだ。
次のブログに書きたいこと
いつも巡回していたサイト群や愛護団体とのやりとり、里親にだす人はどんな人がいたか?などを出して行きたいと思う。
これをきっかけにペットショップだけでなく里親になる*2、という選択肢や術が広まればという思いで書いていきたいと思います。
ではまた。